君主を攻略する

第5回君主選挙の開催が発表されました。
まずはゲームタイトルにもある、(役職としての)君主について、まとめてみたいと思います。

1.多数決によって選出されるサーバー内最高権力者
君主になるには、公約を掲げて立候補の手続きを行い、
レベル40以上のプレーヤーによる推薦12人分(1アカウント＝1推薦)を1週間で集めて投票に進み、
レベル40以上のキャラクターによる多数決投票(1アカウント＝最大3キャラ＝最大3票)で勝つ必要がある。
同一IPによる多重推薦・投票は無効になるので注意が必要。

2.権限
・毎日24時に四つ葉のクローバー100個が郵便箱に送られて来る。48分間ドロップが2倍になり、取引可能という独特なアイテム。
・サーバー紹介文の設定
・君主の金冠＆君主の服を利用出来る。(君主の金冠・服にそれぞれ武器・防具製造＋3効果、君主の服にワープ効果と君主放送機能)
・君主支援効果(君主の付近にいるプレーヤーに攻撃力・防御力プラス補正)
・戦闘＆製造ボーナスタイムの設定が出来る。(戦闘・製造それぞれ1日1時間、戦闘経験値＋50％、製造経験値＋20％)
・5大臣の任命権(大臣側に了承を得ずに任命出来る)
・イベント開催の為に最大200億Qの予算申請が出来る。
・4サーバー合同イベントの実施により、イベントの結果次第で戦闘・製造2倍・ドロップ3倍のボーナスタイムを得られるかもしれない。

ex.仕様の問題点
旨みのなさ。
譲渡可能なアイテム・Qを獲得出来たところで、公約を掲げての多数決という過程を通る以上、独占は事実上不可能。
専用衣装の性能が低く、出回っているガチャ服を脱いでまで着なければならないのはデメリットでしかない。結果、任期中殆ど着ることはないため、手持ちインベントリの邪魔にしかならない。定期ワープ効果の恩恵などあったものではない。
全スキル＋16、全ステータス＋130、攻撃力＋150程度の性能は必要だろう。ちなみに、例示したのはガチャ衣装の最大性能値である。
君主支援効果も酷い。本人は効果対象外であるため、PvPを行うと対戦相手のみ大幅強化されるという罰ゲーム仕様。

事務作業や人間関係の調整などに時間を取られ、狩り時間がなくなり、キャラクターの強化が進まなくなる。収入が減る。狩りの際の経験値・ドロップ増加なども欲しいぐらいだ。

つまり、君主は名誉職であり、はっきり言えば大衆の為の奴隷である。
くれぐれも初心者の方はなるべきではない。公益の為に身近な友人・仲間をないがしろにするような愚を犯すべきではない。

求められるのは譲渡不可能な利権、「特権」であろう。ゲームの中でボランティアをするぐらいなら、実社会でやったらいい。
誰しもが1度はなってみたい、「君主」であることを切に願っている。